FX初心者に向かって、FX経験者は下記のようなことを言いがちです。
あなたも耳にしたことがあるのではないでしょうか?
- 「初心者はまずデモ口座を開き、デモトレードから始めた方がいいよ」とか
- 「初心者がFX本口座作っていきなり儲かるはずがない。だからデモトレードで練習するべきだ」とか
- 「トレードの手法を確かめるのに何度も何度もデモで検証したほうが良い」等
こういった内容がFXの初心者用の本やブログサイトとかに平気で書いてあるのですが、
これは全く間違った情報です!
「えぇ!!そうなの!?」
ともし思ったなら、
この記事をよく読んでおけばもう安心です。
これからもしあなたが、「勝てるFXトレーダー」を目指して行くなら、
- リスクマネジメント
- マネーマネジメント
- メンタルコントロール
この3つを学ばなければなりません。
しかし、デモトレードでは全く身につかないのです。
むしろデモトレードを挟むことで何も学べない期間を作ってしまい、より遠回りをしてしまいます。

なるほどです~
なのでデモ口座を作るのであれば、本口座をいきなり作ってしまったほうが良いと言えます。
理由について詳しく解説していきますね。
あなたがこの記事を読むとわかること
- デモトレードは練習にならない
- デモトレードは使わないほうがいい
- トレーダーとして重要な3つの要素の学び方がわかる
デモトレードとは

デモトレードとは「FXの取引を架空のお金を使って取引をする」ことです。
いわゆるお試しで
トレードが出来ますよ。といったサービスなのですが、
使い方を間違えると後々、痛い目を見ることになります。
なので初心者にはおすすめしていないんですね。
デモトレードをおすすめしない3つの理由

先程も言いましたが、
デモトレードをしても本口座で取引する際と違う点があります。
大まかに分けると3点。
- リスクマネジメントが身につかない
- マネーマネジメントが身につかない
- メンタルコントロールが学べない
私が最近読んだ本にもこんな内容が書いてありました。
つもり売買も役には立つが、つもりは所詮つもりで現実とは異なる。
学ぶ気持ちがない人は成長も進歩もしない。
トレーダーに必要なのは常に学ぶ気持ちだ。
つもり売買じゃなにも学べない。
勘違いせずに必要な情報を自分で取捨選択して、きちんと理解することが大事です。
リスクマネジメントが身につかない
トレーダーになるにあたって、避けては通れない道がこのリスクマネジメントを学ぶことだ。
デモトレードではこれが学ぶことが出来ない。
リスクマネジメントとは「リスクを管理すること」を意味する。
例えば、1回の取引に最大どれだけの損失を出しても、大丈夫か。
これは10万円の口座を持っている人と、100万円の口座を持っている人ではいくらリスクがとれるかは違ってくるよね。
3万円損失を出したとして
前者の場合は立ち直れないかもしれない。「もうFXは辞めてしまおう。」と考えるかもしれない。
後者の場合は「失敗したが、大したことない。翌日取り戻せばいいや。」とその程度かもしれない。
私がおすすめするのは取引をする前に、
「全口座資金の何パーセントのリスクをとるか」を考えることだ。
ここでは100万円の口座で1%のリスクとると決めたとする。
1%は1万円。取引を始めた時点からの損切りポイントを30pipsと決めたとすると
10000(円)*30(pips)=30万(通貨)
つまり、最大で30万通貨の取引まで行ってもオーバーリスクにならないということになる。
損切りポイントを倍の60pipsに配置したければ、取引通貨を半分の15万通貨までに変更すれば良い。
といった具合である。
プロのトレーダは取引を始める時にこういったリスクを事前、もしくは瞬時に計算している。
「リスクマネジメントプランを立てられない人」は地道にこつこつと利益を得ても、どこかで大きな損を出し、トレーダーとしての人生はそこで終了してしまう。
デモトレードではこんなことは考えない。
なぜなら、本物のお金で取引をしていないからである。
上記のようなことを考えて、デモトレードを行えば、雰囲気は掴めるかもしれない。
が、「所詮はつもり売買」である。
マネーマネジメントが身につかない
マネーマネジメントとはトレードで勝っていくのに身につけるべき柱の一つだ。
「相場予想」をするのに時間をかけるわりには
「マネーマネジメント」のプランは考えないひとが多い。
ポジションを取る際の「ポジションサイズ」は「マネーマネジメント」に直結し、非常に重要である。
デモトレードならポジションのサイズなんて考えませんよね。
例えば、
いつも、「有り金を全部賭ける人」も居れば、
ここぞの勝負どころなのに、「少なく買ってしまう人」も居る。
トレードをするに当たって、「利益>損失」になっていないとトレーダーは食べていけない。
損失を利益以下に抑えることが重要なスキルである。
相場は「絶対に勝てる」タイミングは存在しない。
が「6割で勝てる」タイミングで取引をコンスタントに続けていくと、
時には損もするが、利益を積み上げていくとこができる。
トレードをロールプレイング風に例えると
予想が「ラスボス級に難しい相場」の時も「スライムレベルの簡単な相場」の時もある。
それなら「スライムレベルの簡単な相場」で取引続けて、稼いで行けばいい。
ラスボス、倒さなくていいんです。
「ずるいっ!」なんて言わない(笑)

わたしはド○クエでレベル上げまくって
ボスをぼこぼこにするのが大好きです~(笑)
でもFXはボス倒さなくていいんですね。笑
メンタルコントロールが学べない
あなたがもし、
デモトレードで10万円の損を出しても一瞬のうちにリセットできる。
損を出しても全く痛みはなく、重く受け止める気持ちは起きない。
それがもし本物のお金だったらどうなるだろう。
おそらくあなたはひどく落ち込んでしまうだろう。
こうした状況の時、初心者がよくする行動として
リスクを考えずに損したお金を取り戻すべく、「オーバートレーティング」を行うのである。
そしてこの取引は「大概上手く行かない」と断言できる。
トレーダーはメンタルがやられたらおしまいだ。
そのまま感情的なトレードを行い続けると、その日の内に口座のほとんどの資金を失ってしまうだろう。
この時は有効な手立てとしては「とにかく、時間を置いて心を落ち着かせる」ことである。
また、「口座の2%の資金を一日で失ってしまったら、その日は取引しない」などと事前に自身のトレーティングルールを決めて置くと、なお良いだろう。
あなたは自分が損を出した時、どんな感情になるか考えたことがあるだろうか?
その時に感情をコントロールできるだろうか?
こればかりは実際に損を出してみないとわからないし、
デモトレードでは全く身につかない。
プロのトレーダー達はメンタルをコントロールする術を既に得ているのである。

なんか、かっこよさそうなこと言ってますけど
本とから引用したんでしょ~?(笑)
まとめ
初心者にデモトレードはおすすめ出来ない理由として
デモトレードで学べない3つのことを説明しました。
勝てるFXトレーダーになるにあたって、
- リスクマネジメント
- マネーマネジメント
- メンタルコントロール
の3つは積極的に学んで行くべき要素であり利益に直結します!
デモトレードではそれを学ぶことが出来ません。
ならばどうすれば良いか。
そこで私がおすすめしているのは本口座を開き、
少額のトレードから始めることをおすすめします。
少額でも、本物のお金を使うことで
実際にリスクコントロールや、メンタルコントロールを勉強することができ、成長を早めることができます!
最初は損も出すからもしれませんが、勉強するのに必要な投資だと考え、
コンスタントに学んでいきましょう!

諦めたらそこで試合終了だよ~
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