FXで収入が入ったけど、所得控除ってなにが申請できるの?
もしくは収入が入った場合は
そんな疑問にお答えします。
FXに関する税金って何かとややこしいし、何かだるいですよね。
結論から言うと、
FXの収入には全ての所得控除を問題なく適用することができます。
思ったよりカンタン!ですよ。
記事内で詳しく解説していきますね。
あなたがこの記事を見てわかること
・FXの利益と所得控除、税金の関係がわかる
・確定申告も必要かどうかがわかる
FXの利益に所得控除を当てられる人
基本的にはFX取引以外に他に収入がない方限定で適用できます。
つまり、主婦や主夫、専業トレーダーの方などが対象ですね。
(正確に言うと、他の所得で控除の枠を使いきってしまうと、
FXの利益は控除できませんよ。ということです)
前述の通り、所得控除できない項目も特にありません。
給与所得に所得控除を当てるのと同様に考えていただいて構いません。
FXの利益に所得控除を当てられない人
事業主、サラリーマン、フリーターなどの多くの働いている方は
基本的に所得控除は給与所得に当たっていますのでFXの利益は控除することができません。
20万円以下までのFXの利益までは税金がかかりませんが、
20万円以上になると20.315%の税金を払う必要があります。
所得控除とは
所得控除とは、申告する人の個人的な経済事情を、税金の計算に反映させる制度です。 所得税は、所得金額に対して直接課税されるわけではありません。 「申告する人に、家族がいるか」「障害者がいるか」「家族に所得はあるか」など、個人的な経済事情が税金に反映されるのです。 所得控除は、全部で14種類あります。
そもそも「控除」って何?|節税になる所得控除、税額控除とは
所得控除の種類
所得控除は大きく分けて「物的控除」と「人的控除」があります。
控除の内容を詳しく知りたい場合は下記にリンクを張っておきますのでご覧下さい。
国税庁 No.1100所得控除のあらまし
物的控除
- 雑損控除
- 医療費控除
- 寄附金控除
- 社会保険料控除
- 小規模企業共済等掛金控除
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
物的控除
- 寡婦(寡夫)控除
- 障害者控除
- 勤労学生控除
- 配偶者控除
- 配偶者特別控除
- 扶養控除
- 基礎控除
FXの利益と所得控除、税金

所得控除の話の前にFX取引の利益の計算する必要があります。
計算式は以下の通り。
FXの利益(所得)=為替差益+スワップポイント-必要経費
必要経費について
利益の計算の際に必要経費が事前に引いておけることは覚えておいてください。
例えば、FXの勉強ために買った本や、セミナー代、インターネットの料金、パソコン代などを差し引くことができます。
利益の計算ができたら、
他に収入源がない方は、FXの利益を所得控除し、残った金額が課税所得となります。
課税所得= FXの利益(所得)-所得控除(非課税所得)
また、課税所得が0の場合は確定申告に行く必要はありません。
念のため、
確定申告書 (基本的にFX会社から送られてきます) は7年間保管しておくと良いでしょう。
(これがあれば、たとえお尋ねが来ても見せればOKです)
FX取引で利益を得た場合は雑所得となります。
FX取引は「先物取引に係る雑所得等」に該当し、通常の事業所得とは合算せずに
課税所得*税率20.315%をかけた額が税金となります。
税金= 課税所得* 税率(20.315)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
FXの利益と所得控除に関しての疑問点が解決できたのではないのでしょうか?
正直、税金とか、確定申告とか、所得控除とかめんどくさいかもしれませんね。
でもあなたの理解が少しでも深まったのなら私は嬉しいです!
それでは良いFXライフを!
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